今回、人生最大規模のライブやってまいりました。
同じ場所にいて、同じ空気を吸って、だから伝わる音楽。
それを届けにできるだけみんなに近いところに行きたかった。
見に来てくれたすべての方々、共演してくれたすべてのアーティストとミュージシャン、場所を提供してくれたすべての会場の方々、ワタシをサポートしてくれたすべてのスタッフに、この場を借りて深く感謝します。ほんとにありがと。
いろんな場所でいろんなお客さんと時間を共有することは貴重な喜びでした。楽しい日々でした。
美しい山や川や海。移動の途中では大きな自然がワタシを優しく包んでくれました。日本って美しい!
それとともに、東京にいながらにしてネットでいろいろな発信できて、インタラクティブに情報を交換できて。いやいや、そんな便利に世の中動かないよ、という事実をハンマーで連日連打される日々でもありました。
ぶっちゃけLIVEなんて効率悪いです。
いい音を生で聴く、ということに関して音楽業界がここ何十年かでユーザーやアーティストを裏切るようなことをしてきた結果が今ここにある。
地方ではどこも「いっそ店閉めようか。」って考えが頭をよぎらないライブハウスなんてほとんどないはず。
逆に、自分の営業体勢を見直すことをせず、ただイージーに出演者から金もぎりとるような条件出して、イヤならよそへ、みたいな態度の小屋だってなかにはある。
お客さんもYou Tubeで見たいライブ映像見て、アマゾンの試聴でちょこっとさわりだけ聴いて、アーティストのサイト見てFacebookでお友達になったら、もうその人の音楽が分かったつもりでいる人もいる。
生の音楽ってそんなやわなもんではないっつーの。
あーうまくいかねええ!!!
と思うこともあるけどさ。
それでも同じ時間を共有するからこそ伝わるものが存在する。
このことをもっと強く発信してゆきたい。
表現するって、時間かけて手をかけて、やっと成立する「なにか」なんだよね。
その「なにか」に関しての業務に携わることに真剣な人々に、このツアーを通してたくさん出会った。
これは宝物。
旅に持っていくべきもの、いらないもの。これもだいぶ分かってきたよ。フリースの膝掛けは移動中寝たいとき便利です。キャンプ用カップも必須。ホテルの備品のコップより大きいしぜんぜん冷めにくい。洗濯ネットもいる。
でも荷物は軽く。だって思い出でどんどん重くなって行くもの。
写真。いきます。
ここから旅はスタート。大分。
古いビルが残る鹿児島市内。
かわいー!市電ファンなの。
不思議な空気感漂う宇部コンビナート群。
海岸独り占め。阿南。
街に川が流れてるとそれだけでセンチメンタルになれる。和歌山。
21世紀美術館にて。金沢。
こーんなの食べちゃったり。
こーんなのも食べちゃったし。
旅は続く。
歌ってます。(大阪マーサ)
歌ってます。
ベーシスト榎本高さんと歌ってます。
マーサで歌ったあと、共演の杉瀬陽子さんと、仕掛け人ひがしよしこさん。
ストロボ・カフェでは写真家の小林伸幸さんのボランティア活動について展示とトークをお願いしました。素晴らしかった。小林さん感謝!
ストロボのあと、小林伸幸さん、共演の次松大助君たちとともに。
そしていよいよファイナル!
こーんなのも見てくださいな。
さー、7月22日は種ともこ「女子部」がお待ち申しております。ぜひお越しを!
詳しくはこちら。
http://www.tomokotane.com/UBB/special_UBB2012.html