この鏡餅。
娘だっけ、息子だっけ、どっちかが保育園のとき紙粘土で作ったもの。
もう何年もお正月に本物の鏡餅がわりに飾ってます。
東側の朝日の差し込む出窓。
家族の大切な思い出の写真や懐かしいものを置いているスペース。
大したものではないけど、旅行の記憶が詰まってたり、額縁もあの友人があの記念に買ってくれたものだ、とか。お金では買えないモノ達ばかり。
これらが一瞬にして水に流されたり、空間ごと立ち入り禁止区域になったらどう思うだろう。
去年はお金で買えない大切なものが失われてゆくのを悲しく、腹立たしく見ている年でした。
見てるだけじゃ気が済まない!と、走り回った年でもありました。
責任あるオトナとしての行動。それがしたい。
You may say I'm a dreamer.But I'm not the only one.
この歌詞を何度も唇にのせた。そんな年でもありました。
失うのが辛くて。でも失っても傷つかず残るものもある。全てを失っても、実は寄せては返す波の様に、また復元されるものがある。
個人的にもそんな体験がいくつかある年でした。
(去年の初詣のおみくじに書いてあったことで相当へこんだりもしたのよ。)
そんななか歌があった。ワタシは音楽をやるために生まれた。
ヒバリは空を駆けてゆく。おひさまの方角へ。
ワタシもそれを追いかけてゆく。どこまでも。どこまでも。
これを今年の目標としたいと思います。
今年もよろしくお願いします。