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ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

NHKスペシャル取材班


人間の進化のフックとして、二足歩行とか、火の使用とかはよく論じられているけど、そうではなく、ココロの進化という点に焦点を当てて解説した本。


類人猿も他者を助ける。求められれば。しかし、自ら助けをさしのべるのは人間だけである。進んで他者を助ける行動が、どうして自分が生き延びるにあたって有利にはたらいたのか。


なんて風にはじまってゆくから、面白くてどんどん読み進んでしまった。


ところどころ、自分の言いたいことを補強するために材料を集めてるように見えるポイントもあるんだけど、人間が過酷な環境を生き抜くために、コミュニティー存続のために、ココロを培ってきた過程が鮮やかに見えるところが美しいなあと感じた。


今、過去に経験したことのないくらい急激な環境破壊が進行している。また、過去にないくらい大規模的にコミュニティーに対する不信感というものが溢れている。9.11や3.11でワタシ達はそのことを強く感じざるをえなかった。そんな中、ワタシ達は先祖から譲り受けたこのココロを総動員して切り抜けなければならない。そんな危機感もたくさん書かれている。


だけどホモ・サピエンス、けっこう捨てたもんじゃないですよ、というメッセージがある。ワタシ達の祖先、なかなかできないことを可能にするココロを育てた。


「時間」という概念をココロに持つことができたことがひとつの大きなステップだったようだ。未来を考えて今の行動を決断する。先ほどの、困ってる他者を助ける理由も「時間」の概念があるから、なんだそうだ。なぜだか知りたい方は、ぜひ続きを読んでくださいませ。


ワタシも先祖からもらったこのココロをもっと鍛えて後の人たちにあずけたいなあ。そんな勇気をくれた。


さて、この本はスティーブ・ジョブズの伝記の休憩として読んだ。またスティーブに戻ります。


ホモ・サピエンスの中でも卓越した才能をもつ男。

1%のミスで激怒する男。

会議で皆が自分に反対意見を言うと泣き出す男。

ウソとホントの境界線が混沌とした世界に住んでいる男。


とてもつきあってられないけど、とても魅力的な男。


| BOOKS | 08:38 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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